「今週のことば」 2016年3月

<2016年3月第3週>
向山校 室長 小嶋  守

 
「実績と実感を持って伝える」
 

 昨年よりTOEICを受験している。
 
 日頃生徒に、やれ「もっと真剣に勉強しろ」だの、「効率良くやれ」だの、「忙しいと言い訳するな」等と、ありとあらゆる文言を偉そうに(?)言っていることが、そのままブーメランのように自分に返ってくる。
 
 「教えるプロ」のはずの立場としては下手な結果は出せない。と言う訳で、それなりに準備をして臨んだはずだが、自分の予想よりも低い結果に終わった。
 「これでは生徒にばかり要求できないな。」と、心底思えるようになったことが、そして教える事に対して謙虚になれたのが受験した最大のメリットだったかも知れない。
 
  試験勉強は当然の事ながら、日常業務に差し支えない範囲で自主的に行うしかない。仕事の忙しさを言い訳にする事もできなくはない。が、しかし、考えてみれ ば生徒も同様に私には分からない様々な事情を抱えて忙しいのかも知れない。勉強に集中できない理由が山のようにあるのかも知れない。
 また本番な らではの大変さもある。初めて行く会場へのアクセス・所要時間の確認。会場へ着けば受付と、自分の席やトイレの確認。そして回答用紙への受験番号等の記 入。受付を済ませてから実際に試験が始まるまでの長さ、そして緊張感。そして何よりテスト自体をいかに攻略するのか?・・・挙げればきりが無いが、日頃生 徒に言い聞かせている会場テストや入試本番の際の諸注意を自分が滞り無く実行できるかが試される。そして、生徒に伝えている勉強法の効果が直接問われる。
 
 何十年も前の化石化した体験談ではなくて、生徒と同じこの時に自分も戦っているのだ、結果を出しているのだという「今の体験と実績」は生徒にとっても実感を、そして説得力を持ち易いのではなかろうか?
 
 今後も、昔話ではなく現役バリバリの体験談として、実績と実感を持って生徒に語れる講師でありたい。



<2016年3月第1週>
大泉学園校 室長 渡辺 悠希

 
「挑戦から得られるもの」

 
3月2日、都立高校入試の合否発表日。
 
午前9時の発表から、一人、また一人と、
「合格しました」という報告の電話をくれた。
 
ただ、全員が合格したわけではない。
 
入試前の最後の授業で、次の話をした。
 
・・・
 
僕は今、35歳。
 
これから、20年後の皆さんに向けてメッセージをします。
 
20年後、皆さんは、僕と同じ年齢になっています。
 
皆さんの人生で、「成功」は約束されていると思いますか?
 
 
 
どんなに努力をしても、結果が出ないことはある。
 
例えば、入試というのは、全員が努力しても、
全員が合格するわけではない。
 
だから、人生で「成功」は約束されていない。
 
だけど、
 
「成長」は約束されている。
 
 
 
僕の人生で、「挫折」の経験があります。
 
しかし、その経験があるからこそ、今の僕がいます。
 
 
 
「成長」という点から言えば、
みんなの入試の結果は、どちらでもいいと思っています。
 
合否発表の日、皆さんからの電話を待っています。
 
合格した人には、心から「おめでとう」と伝え、
一緒に喜びたいと思います。
 
不合格だった人がいたら、一緒に悔しがりましょう。
 
これから受験に臨む皆さんを応援しています。
 
皆さんの人生を応援しています。
 
・・・
 
上のように伝え、生徒たちを送り出した。
 
これまで1年間、生徒たちは、
受験生として、挑戦をしてきた。
 
その挑戦の中で、まちがいなく「成長」した。
 
それは、心の面でも、能力面でも。
 
この「成長」が、生徒たちの今後の人生の
糧になることを願っている。



「今週のことば」 2016年2月
 
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